2020年12月号
レンウォー!(こんにちは!)
コスラエ太郎の南国移住記・新連載の第20話は、コスラエのクリスマス・マーチングを紹介します。
コスラエで一番盛り上がるイベントがクリスマス・マーチングです。
毎年12月25日あたりに4つの自治体(タフンサック、レラ、マレム、ウトウェ)それぞれの教会で行われます。
内容はそれほど広くもない教会の中を1回30分ほど行進しながら歌い続けます。これを朝から晩まで1日中続けます。
老若男女問わずみんな参加しますが、マーチングに夢中になるのは大人で、子供はマーチング中に配られる(投げられる)お菓子を取り合うのに夢中になります。1時間も会場にいると両手で持ち切れないほどのお菓子が手に入ります。
コスラエ人のクリスマス・マーチングにかける情熱は物凄く、12月に入ると「メリークリスマス!」と挨拶を交わし合うようになり、マーチング当日に向けて連日深夜まで練習が行われます。
島で唯一のラジオ局はクリスマス・マーチングの曲を1日中流し、島で唯一のテレビ局はクリスマス・マーチングの過去の映像を1日中放映し続けます。
マーチング当日は1日に何回ものマーチングに参加する人は普通ですし、異なる地区のマーチングを掛け持ちして参加にする人もいます。
なんと4年に1度、世界中に住むコスラエ人がコスラエに帰省して行われる大きなクリスマス・マーチングも開催されます。まさにオリンピック・・・。
マーチングは1日中やっていますが、見るのは1時間くらいが丁度良いです(笑)
カット・ファ・オーシュン!(またね!)
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