2021年6月号
レンウォー!(こんにちは!)
コスラエ太郎の南国移住記・新連載の第26話は、コスラエの魚市場を紹介します!
コスラエの商店には鮮魚コーナーがないため、魚を食べたいときには港にあるフィッシュ・マーケット(魚市場)まで買いに行かなければなりません。
その距離・・・往復30km(汗)
コスラエのフィッシュ・マーケットはかなりワイルドです。
フィッシュ・マーケットではマグロ、カツオ、ロブスター(イセエビ)、マングローブクラブ(カニ)などが売られていますが、切り身や一部の部位だけを買うことはできず、丸々1尾または一杯を買う必要があります。
例えば、マグロが欲しい場合は「おじさん!マグロ一本ちょうだい!」と、マグロ丸々1尾を買います。
そして、すべて量り売りです。マグロでもカツオでもロブスターでもマングローブクラブでもすべて量り売り。
ちなみにバナナも量り売り。従って、ロブスターがバナナより安いことがありますし、マングローブクラブ一杯がマグロ一本より高いこともあり、値段の価値観がおかしくなります。
フィッシュ・マーケットまで行ってみないと何が売られているか分からないのもスリリングです。
毎日、漁に行っている訳でも、毎回、同じ魚が揚がる訳でもないため、往復30kmを移動して港まで行き、水揚げされた魚を見るまで何が買えるかは分かりません。
全く何もないときもありますし、逆に、買い物に行く前に電話で確認して「今日はない」と言われても、港に行ってみたらマグロが揚がっているときも珍しくはありません。
これぞコスラエの奇跡!
カット・ファ・オーシュン!(またね!)
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