2020年5月号 No.2
レンウォー!(こんにちは!)
コスラエ太郎の南国移住記・新連載の第13話は、コスラエスープを紹介します!
コスラエスープは慣習として日曜日や冠婚葬祭の際に食べる郷土料理です。
一般的なコスラエスープは魚と米をココナッツ・ミルクで煮込んで作られます。家庭によっては魚ではなく、チキンやポークを使う場合もありますが、コスラエ太郎は魚だしのコスラエスープが一番好きです。
他にも、米の代わりにバナナやパンの実(ブレッドフルーツ)が入ったり、豪華なスープだとマングローブクラブやロブスターが入ったりすることもあります。
コスラエスープは「スープ」というより「おかゆ」です。パンの実(ブレッドフルーツ)やタロイモと一緒に食べるとより美味しく感じます。
コスラエの伝統として日曜日は安息日で料理をすることも禁じられていたため、土曜日のうちにコスラエスープを作っておき日曜日に食べるものでしたが、現在はほとんどの家庭が日曜日の早朝に作っています。
日曜日だけでなくイベントの際にもコスラエスープを用意することがあります。イベントのときには大人数分を用意しますので、とても大きな鍋でコスラエスープを作ります。
コスラエ太郎はコスラエのローカルフードの中でこのコスラエスープが一番好きです。
初めて食べたときの感動は今でも覚えています。ホームステイしていた頃、毎週日曜日のご飯が楽しみでした。
コスラエにいらしたらぜひコスラエスープを召し上がってみてくださいね。
カット・ファ・オーシュン!(またね!)
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