2021年4月号
レンウォー!(こんにちは!)
コスラエ太郎の南国移住記・新連載の第24話は、コスラエの通信環境:電話&テレビ編をお届けします。
コスラエにはFSMテレコミュニケーションズ(通称:テレコム)という通信会社があり、電話、ケーブルテレビ、インターネットの管理・運営をしています。
固定電話は毎月12ドルでコスラエ州内の「固定電話」同士の通話がかけ放題です。
そのため、電話が好きなコスラエ人は職場でも仕事に関係のない日常会話の長電話が多く、観光局で働いていた頃、電話を使いたいときに使用中で使えなかったことが頻繁にありました。
ヤップ州、チューク州、ポンペイ州への通話は同じミクロネシア連邦の国内でも以前は国際電話のような扱いでした。
プリペイドカードを購入して通話しなければならず、しかも高額のため、観光局では追加費用がかかるとの理由で簡単には他州に電話をかけることができませんでした。
2017年に他州への通話が料金の仕組みが変わりようやく「国内通話」らしくなりました。
ケーブルテレビは、アメリカ、イギリス、韓国、フィリピンなど世界各国のチャンネルがあり、日本のNHKワールドも視聴できます。
ただし、映像のクオリティは良くなく、映像が突然消えることも多いです。
ケーブルテレビがコスラエで見られるようになり、海外の情報が入ってくるようになると、若者の服装に変化が出てきました。
コスラエ人は音楽が大好きですので、アメリカの音楽番組MTVの影響は特に大きいです。
ちなみにコスラエ太郎は、コスラエに来て以来ずっとテレビのない生活をしています。
次号はコスラエの通信環境:インターネット編をお届けします!
カット・ファ・オーシュン!(またね!)
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