2022年9月号
レンウォー!(こんにちは!)
コスラエ太郎の南国移住記・新連載の第41話は、コスラエの教育制度を紹介します。
コスラエの義務教育は小学校が8年間、高校が4年間で中学校はありません。
小学校は4つの自治体それぞれにありますが、高校は島に一つだけです。
ちなみにコスラエ高校の校舎はコスラエ島で唯一の3階建てです。
アメリカと同じ黄色いスクールバスもあります。
大学はカレッジ・オブ・マイクロネシア(ミクロネシア連邦の短期大学)のコスラエ・キャンパスがあります。
コスラエでは高校まで学費が無料ですので、多くの子供たちが高校までは卒業しますが、その後に大学まで通う人はごく一部です。
コスラエ高校を卒業してもその後に進学も就職もできない人が多いです。
また、小学校を優秀な成績で卒業する生徒は、高校からコスラエ島を離れますし、コスラエ高校を優秀な成績で卒業する生徒は、首都のあるポンペイ州やアメリカの大学に行くため、やはりコスラエ島を離れてしまいます。
優秀な人材がコスラエになかなか残らないことが、コスラエが経済成長しない一つの要因になっています。
実際の教育現場については次号で紹介します!
カット・ファ・オーシュン!(またね!)
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