2019年12月号
レンウォー!(こんにちは!)
コスラエ太郎の南国移住記・新連載の第4話は、コスラエの名前(コスラエアン・ネーム)を紹介します。
コスラエでは Nena Nena ネナ・ネナ、Alik Alik アリク・アリクのように、ファースト・ネーム(下の名前)とファミリー・ネーム(苗字)が同じ人がいます。これは一家の長男に多いと聞いたことがあります。
ミドル・ネームを入れると Esau Sam Esau イッソ・サム・イッソと、上から読んでも下から読んでも同じ名前になります。
Jackson ジャクソンや Abraham エイブラハムなど、アメリカの影響を受けた名前も多いです。Jack Jack ジャック・ジャック、William William ウィリアム・ウィリアムなど、やはりファースト・ネームとファミリー・ネームが同じ人がいます。
Steven George スティーブン・ジョージ、Isao Mike イサオ・マイクなど、アメリカでは通常ファースト・ネームで使う George ジョージや Mike マイクをファミリー・ネームとして使っている人もいます。
コスラエは日本が統治していた時代もあるため、タダオ、ヒロシ、ミチコ、キミエなど、日本人の名前を持つコスラエ人もいますが、やはり通常、日本では苗字で使う Sasaki ササキや Noda ノダという名前を下の名前で使っている人もいます。
Sasaki George ササキ・ジョージは、ジョージが苗字で、ササキが下の名前です。
Mishima Yutaka Charley ミシマ・ユタカ・チャーリーは、日本では一般的に苗字として使うミシマがファースト・ネーム、ファースト・ネームで使うユタカがミドル・ネーム、アメリカでは通常ファースト・ネームとして使うチャーリーが苗字です。
もうどっちが苗字でどっちが下の名前かさっぱり分からなくなります。
コスラエ太郎のコスラエアン・ネームは Aliksaアリクシャーです。ホームステイしていた際にパパが名付けてくれました。
コスラエの英雄や神話から名付けられたのかと思いきや
由来は「おじいちゃんの名前」
そう、コスラエでは父や祖父の名前を子供や孫に与える習慣があります。
コスラエ人に私のことを伝えるとき「太郎」では通じません。「ジャパニーズ・アリクシャー」と言えば分かります。コスラエにいらしたら試してみてください!
カット・ファ・オーシュン!(またね!)
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