第30話 コスラエの公務員・後編
- コスラエ太郎の南国移住記
- 2021年10月4日
- 読了時間: 2分
2021年10月号

レンウォー!(こんにちは!)
コスラエ太郎の南国移住記・新連載の第30話は、コスラエの公務員・後編をお届けします。是非、前号・第29話の前編からご覧になってください。
コスラエの公務員の服装は日本のようなビジネス・スーツではなく、アイランド・フォーマルです。
女性は「ムームー」と呼ばれる華やかなワンピース、男性は長ズボンにアロハシャツが一般的でポロシャツも多いです。
州政府機関の局長クラスはみな男性で、女性の職員は秘書や受付が多いです。
コスラエでは「男性は外の仕事、女性は家の仕事」という昔からの文化がいまだに残っています。

男性も女性も共通していることが、みなフェイスブックが大好きです。出勤すると決まってフェイスブックを見始めます。
コスラエ島内の固定電話同士の通話が無料のため、電話で話し込む人も多いです。そのほとんどが仕事に関係のない話です。
各州政府機関には公用車があるのですが、ガソリン代が自己負担ではないので公用車を使いたがります。
仕事と関係のないようなことにも公用車を使いますので、1日中、公用車が戻ってこないことも少なくありません。
また、コスラエの公務員は副業が認められており、州政府機関での仕事以外に自分のビジネスをしている人もいます。漁師、商店経営、不動産、レンタカー会社などなど。

前編の第29話で出勤が遅かったり、途中で抜けたり、早く帰ったりする緩い勤務時間を紹介しましたが、その理由は家族の何かしらの用事があるからの場合が多いです。
例えば、子供の送り迎えや学校行事、病院の付き添いやお見舞い、冠婚葬祭、パーティーの準備などです。
コスラエ人は家族を大切にします。仕事よりも家族の優先度が高いです。
日本ですっかり仕事中心の生活が身についていたコスラエ太郎は、コスラエに来た当初、この緩い勤務状況に業務がスムーズに進まないことが多くストレスを感じることが多かったです。
日本人として時間や約束を守る姿勢を示しつつ、仕事よりも家族を大切にするコスラエ人のことも理解しようと努めた日々をこの文章を書きながら思い出しました。
カット・ファ・オーシュン!(またね!)
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